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デリカフーズ、幹線輸送強化と物流への参入表明

2021年5月13日 (木)

フードデリカフーズホールディングスは、物流子会社のエフエスロジスティックが担っている幹線輸送網を強化するとともに、営業所を展開する周辺エリアで拠点と保有車両を生かした物流事業に参入する方針を表明した。

2023年度を最終年度とする新たな中期経営計画で、青果物流通インフラを構築する取り組みの一環として掲げるもので、全国レベルの安定供給をミッションとする物流部門で、全国拠点の強みを生かした幹線物流網を拡張し、調達機能との相互ネットワークを強化。

具体的には、北海道-東京-福岡間を自社幹線便でつなぎ、資材・商材の共同購買、フードロスを防ぐ在庫コントロールを目指すほか、自社車両による配送比率を高めて配送ルートや積載効率の向上を図る。また全国の営業所と車両を生かす手段として物流事業へ参入し、他企業の配送を請け負う。

エフエスロジスティックでは今後、野菜外商品、冷凍品、常温品の一括物流サービスの受託事業や、保管、仕分け、庫内作業の受託事業に着手。配送事業を効率課するため、デジタルトランスフォーメーション(DX)にも取り組む。