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ヤマタネが中計目標見直し、物流案件に遅れ

2021年5月14日 (金)

ロジスティクスヤマタネは14日、新型コロナウイルスの流行に伴い事業環境が大きく変化したとして、現行の3か年経営計画で掲げていた業績目標を下方修正した。売上高は従来計画より159億円少ない481億円に、営業利益は12億円少ない30億円にそれぞれ見直す。

物流事業はこれまで268億円を目標に設定していたが、今回の見直しで50.4億円引き下げ、217.6億円とした。既存荷主先の物流戦略への対応と新拠点開設、M&Aによる事業拡大を計画していたものの、ウイルスの流行に伴い海外引越を中心とする国際業務が低調となった。

また新拠点開設とM&Aについても、一部見直しや先送りとなっている案件があり、物流不動産ではテナントの入れ替えで計画に遅れが生じたため、大きく計画を修正することになった。