財務・人事福山通運が6日発表した4-6月期(2021年3月期第1四半期)連結決算は、売上高688億3200万円(前年同期比4.4%減)、営業利益49億3600万円(5.3%減)、四半期最終利益36億7800万円(17.9%増)となった。
主力の運送事業で、配送ルートの見直しや構内作業の見直しによる自社化を進めた。国際事業では、主要荷主の輸入取扱量が増加したことで通関事業の取扱件数が伸びたものの、新型コロナウイルスの影響を大きく受けたクロスボーダートラック輸送の取り扱いは大幅に減少した。
通期は売上高2805億円(前期比4.3%減)、営業利益170億円(17.2%減)、最終利益122億円(5.6%減)を見込む。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)21/3/1Q | 20/3/通期 | 20/3/3Q | 20/3/中間 | |
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売上高 | 68,832 [-4.4%] | 292,999 [2.6%] | 221,974 [2.7%] | 144,885 [4.5%] |
営業利益 | 4,936 [-5.3%] | 20,541 [5.5%] | 17,705 [1.6%] | 11,211 [15.8%] |
最終利益 | 3,678 [17.8%] | 12,918 [-13.7%] | 11,975 [-9.3%] | 7,268 [-2.7%] |
売上高営業利益率 | 7.2% | 7.0% | 8.0% | 7.7% |