丸紅、国際物流スタートアップのWillboxに出資

サービス・商品丸紅のコーポレートベンチャーキャピタルで、国内外のスタートアップ企業への投資活動を展開している丸紅ベンチャーズは17日、国際物流に関するマッチングプラットフォーム「Giho」（ジホー）を運営するWillbox（ウィルボックス、横浜市西区）への出資を発表した。出資額などは明らかにしていない。2019年に設立したWillboxは、今回の資金調達を機にシステム改善や新機能開発などに注力し、事業を本格化する。

Gihoは、独自に構築した物流事業者に関するデータベースとアルゴリズムを活用し、荷主が入力した貨物の寸法や内容物、出荷地、荷受地、スケジュールなどの条件に応じて、最適な物流事業者と見積もりを最短10秒程度で作成するもの。昨年7月にベータ版の提供を開始し、これまでに100社を超える物流事業者が登録済みで、すでに輸送費用の削減や見積もりの比較、発注における業務改善などの成果を上げているという。