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鉱産資源大手3社、鉱山トラック電動化でコンペ

2021年5月18日 (火)

国際世界最大級の資源会社であるBHP(オーストラリア)、リオ・ティント(英国)、ヴァーレ(ブラジル)の3社は18日、鉱業用運搬トラックの電動化システムに関する新たなコンセプトを開発するための国際事業コンペ「チャージ・オン・イノベーション・チャレンジ」を開始すると発表した。地表採掘の鉱山操業における排ガス削減や、安全性・生産性の向上、操業効率などの改善を目指すもの。

3社によれば、コンペでは大型トラックの充電などに注目が集まる見通し。現在は1回の充電に相当の時間を要することが、鉱山操業における生産性の低下につながっており、今後は数メガワット規模の高速充電の枠組みが必要になるという。

参加の意志表明は18日から受け付ける。最終選考に残った候補者は年内にコンセプトを発表する。