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オフィスとして再注目、東京流通センターの魅力

2021年5月27日 (木)

話題大井ふ頭から直線距離で2キロ強、東京国際空港(羽田空港)と首都高速も近いという物流の要地にある東京流通センター(東京都大田区)は、都心立地の倉庫として高い人気を集めているが、その魅力は倉庫だけではない。

展示場やオフィスビルも構える東京流通センターは、東京モノレール流通センター駅から徒歩1分という、公共交通機関を利用したアクセスにも恵まれていることもあり、コロナ禍の今、オフィス人気も高まっているのだという。

人気を集める理由は、主に3つある。

「オフィス+α」の使い方に注目、コロナ禍で需要に変化

1つ目の理由は、圧倒的なコストパフォーマンスの高さだ。26坪から賃貸可能な「センタービル」は、大小さまざまな企業のニーズを満たす。23区内でありながら、山手線周辺に位置するオフィスと比較すれば、賃料も圧倒的に安い。周辺に多くの倉庫がある一方で、オフィススペースの供給は少ないことから、物流会社の営業拠点や、物流機器のメンテナンス拠点としても注目されている。

▲センタービルのモデルルーム

「オフィス+α」の使い方にも注目だ。センタービルには、最大2tまで積載可能な大型エレベーターがあるため、通常のオフィスでは扱いにくい、荷物の頻繁な出入りや、重量がかさむ機械などの設置も可能としている。

▲大型エレベーター

例えば、機械装置などを設置、オフィス一体型のデモンストレーションスペースとしての利用。例えば、内装工事事業者、電気工事事業者、機械のメンテナンス事業者などが、機器や部品の保管スペースを設ける「オフィス+スモールデポ」としての利用。場所柄、路線便各社の出入りが多いことから、「オフィス+スモール倉庫」として、ECビジネスにも活用される。

コロナ禍の今、オフィスに求められるニーズは変わりつつある。

テレワークの実施により、以前よりも広いスペースを必要としなくなった。出勤頻度が減ったことで、山の手線内立地にこだわる必要性も薄れてきた。こうしたアフターコロナも見据えたオフィス事情に、東京流通センターの魅力がマッチしているのであろう。

ほかにはない付帯設備をビジネス展開に活用

2つ目の理由は、オフィスビルとしてのスペックの高さだ。センタービルに入居する、コンビニや飲食店、郵便局、医療機関などは、オフィスで働く人たちの日々を快適にする。

▲センタービルの1階に株式会社東京流通センターが入居する

運営会社の東京流通センターが、同じビル内に入居していることも魅力だ。オフィスを構え、日々過ごしていれば、小さなトラブルはつきもの。感染症の罹患者が確認された場合でも、すぐに対応してくれるのはありがたい。オフィスの中に、外気をとり込める換気窓が付いていることもポイントだ。

また、センタービルには、「物流テックを集積し、共同で物流課題を解決するコワーキングショールーム」を掲げる「TRC LODGE(ロッジ)」を構える。

▲TRC LODGE

さまざまな分野の物流ソリューションが並ぶTRC LODGEは、展示スペースだけでなく、コワーキングスペースやセミナー会場としても利用される。最近では新型コロナウイルスの影響もあり、物流業界向けオンラインセミナーの発信スペースとして、人気を集めているそうだ。

センタービルの隣には、最大8400平方メートルのイベントホールや会議室もある。同じ施設内で、ビジネスの可能性を広げるビジネスインフラが存在することも、東京流通センターの魅力といえる。

都内有数の倉庫がすぐそばに

3つ目の理由は、やはり都内有数の倉庫に併設されていることだろう。

2017年7月に完成した物流ビルB棟は、中央に車路を配置、左右に倉庫スペースを設けたことで、倉庫には珍しい「歩車分離」の導線を確保した。立地の魅力だけでなく、安全面を考慮した先進的な工夫を取り入れている。

建て替えが決まった物流ビルA棟の動向も気になるところだ。

物流ビルA棟の建て替えは、2023年に竣工予定。A棟の完成を視野に入れつつ、隣接施設にオフィスを構え、新たなサプライチェーン、新たなビジネス体制の絵を描きたいという企業も多いのではないだろうか。

現在、物流ビルA棟の建て替えに伴い、センタービルと物流ビルB棟に若干の空きがあるものの、空室は少なくなってきているという。興味のある方は、すぐに問い合わせをすることをおすすめしたい。

空室の問い合わせ
株式会社東京流通センター
URL:https://trc-logistics.jp/office/
電話:03-3767-2121
メール:eigyo@trc-inc.co.jp