マックスバリュ、岡山にプロセスセンター新設

（出所：マックスバリュ西日本）

フードマックスバリュ西日本（広島市南区）は25日、イオン岡山LC（岡山市南区）の隣接地で、6月に「岡山総合プロセスセンター」の建設工事を開始すると発表した。同社自らが原料を調達・製造・販売を行う「サプライチェーン改革」に向けたもので、岡山県の補助金、岡山市の奨励金を受けて新設する。

1階に水産・畜産のプロセスセンター、2階にデリカテッセンのプロセスセンターを設ける。製造した商品は兵庫・岡山・広島・山口県のマックスバリュ、マルナカ、ザ・ビッグの計200店舗に供給する。

新規雇用者数は590人となる見込み。マックスバリュ西日本は同センターに経営資源を集約することで、これまでの店舗製造中心の運営から、プロセスセンターを活用した運営にシフトし、近年の人口減により従業員確保が困難になっている店舗での商品製造負担を軽減するという。

■「岡山総合プロセスセンター」の概要
所在地：岡山県岡山市南区築港元町5
敷地面積：1万7851平方メートル
延床面積：1万3068平方メートル
建物構造：鉄骨造・2階建て
着工開始：2021年6月
工事完成：2022年6月
稼働開始：2022年9月
投資額：53億円（うち設備・機器に19.3億円）
土地・建物オーナー：DM三井製糖ホールディングス