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大塚倉庫、BtoB受発注の「受注net」を本格展開

2021年5月26日 (水)

(出所:大塚倉庫)

サービス・商品大塚グループで大塚製薬などの受注業務を担う大塚倉庫(大阪市港区)は25日、昨年10月から卸業者向けに提供していた発注サービス「受注net」を全国展開すると発表した。同サービスにより専用の発注用紙やFAXに頼らず、パソコンやスマートフォンからの発注が可能になる。

これまで大塚グループの受注業務は、全体の70%がデジタル化されていた一方、残りの30%は依然としてアナログのままで、従業員は受注拠点に出社して業務を行う必要があった。今後はテレワークによる受注業務が可能になるほか、卸業者も場所や時間を選ばずに発注できるようになり、併せて発注の締切も1時間延ばせるようになる。

同社によれば、導入している卸業者からは「紙で15分掛かっていた発注業務が5分に短縮される」「スマホを持って倉庫に行けばその場で発注できる」といった声が上がっているという。