大塚倉庫、丸石製薬と物流事業で業務提携

M&A大塚ホールディングス傘下の大塚倉庫（大阪市港区）は11日、医療用医薬品メーカーの丸石製薬（大阪市鶴見区）と物流分野で業務提携したことを発表した。

丸石製薬はこれまで、自社の物流拠点から全国へ配送していたが、大塚倉庫が主導する食品・飲料・医薬品・日用品の共同物流の仕組みを活用することで、物流の合理化と医薬品を安定的に供給する体制を実現した。

具体的には、在庫管理や配送車両の手配にITを活用することで作業を効率化するほか、保管スペースや配送車両を確保しやすくなる。

大塚倉庫は、今後もメーカーの物流共同化・効率化を進め、社会に貢献できるプラットフォームを構築していくという。