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JMU、省エネ船「サキザヤ・ビクトリー」引渡し

2021年5月27日 (木)

荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は26日、京都府の舞鶴事業所でサキザヤ・ビクトリー社向けに建造していた次世代省エネ型バルク船「サキザヤ・ビクトリー」を引き渡した。同事業所で引き渡す最後の新造商船となる。

同船はパナマックスバルク船の次世代船として開発されたもので、さまざまな省エネ対策により燃料消費量と温室効果ガス排出を大幅に削減。二酸化炭素排出規制の「EEDI」(エネルギー効率設計指標)については、2020年以降の契約船に適用されるフェーズ2を取得済みという。

■「サキザヤ・ビクトリー」の概要
主要寸法:全長229メートル・幅32.26メートル・深さ20.2メートル・喫水14.578メートル
載貨重量:8万2418トン
総トン数:4万4317トン
主機関:MAN-B&W 6S60ME-EGRBPディーゼル機関1基
航海速力:14.5ノット
定員:25人
船級:DNV
船籍:リベリア