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関通、埼玉・新座に3温度帯の新物流センター

2021年5月27日 (木)

拠点・施設関通は27日、埼玉県新座市に冷凍・冷蔵・定温の3温度帯の「関東新物流センター」(仮称)を開設すると発表した。稼働開始の時期などについては明らかにしていない。

▲「関東新物流センター」(仮称)の外観完成イメージ(出所:関通)

延床面積は8303坪で、このうち冷凍冷蔵倉庫は2329坪となる見込み。日本の総人口の3分の1を占める関東エリアで拡大するEC需要を取り込み、冷凍・冷蔵倉庫へのニーズにも対応するとしている。

同社が関東エリアに設ける物流センターとしては5か所目。すでに埼玉県の和光市と新座市で3施設を運営しており、新たなセンターを含む4施設によるドミナント戦略を展開する。柔軟な人員配置などで、顧客満足度の向上を図る考え。

関東エリアの見込み客には、配送コストやリードタイムの削減などのメリットをアピールして獲得を目す。併せて既存顧客には、2拠点運用によるBCP対策や、在庫の東西分散によるリスクヘッジ、配送リードタイムの均一化などを提案する。

▲新施設を含めた4拠点によるドミナント戦略を図る(出所:関通)