ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

住友商事、関西で都市型「SOSiLA」2施設を開設

2021年5月31日 (月)

拠点・施設住友商事は5月31日、開発を推進する消費地近接型物流施設シリーズ「SOSiLA」(ソシラ)について、同日に「SOSiLA大阪」(大阪市福島区)が完成し、7月15日には「SOSiLA尼崎」(兵庫県尼崎市)が完成すると発表した。近年のEC市場の拡大などにより、ともに満床で稼働するという。

SOSiLA大阪は、包装資材メーカーのレンゴーの工場跡地に建設したもの。土地所有者が土地を、開発事業者が建築費用を負担して建物を建築し、完成した建物を出資比率に応じて所有する「等価交換」によって開発したもので、レンゴーは1階と2階の一部を取得して物流センターなどとして使用。住友商事は2階の一部と3・4階の区分床の計5万2000平方メートルを取得して使用する。

等価交換の手法を活用したことにより、レンゴーは自社拠点の再編を加速し、住友商事は希少な消費地近くの立地で物流施設を開発できたとしている。両社は今後も、物流の効率化やシナジーの創出などに向けた協業を検討する考え。

SOSiLA尼崎は延床面積4万4500平方メートルで、SOSiLA大阪と同様に都市部へのラストワンマイル配送や広域配送に適した立地。日本通運が一棟貸しで使用する。両施設の詳細は以下の通り。

■「SOSiLA大阪」の概要
住所:大阪府大阪市福島区
アクセス:阪神本線「淀川駅」から徒歩7分、大阪環状線「野田駅」から徒歩11分、阪神高速2号淀川左岸線「大開インターチェンジ」から車で1分
延床面積:5万2000平方メートル(1万5700坪)
完成:2021年5月31日

■「SOSiLA尼崎」の概要
住所:兵庫県尼崎市潮江
アクセス:JR神戸線「尼崎駅」から徒歩11分、名神高速「尼崎インターチェンジ」から車で5分
延床面積:4万4500平方メートル(1万3400坪)
完成:2021年7月15日