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住友商事、埼玉・八潮で消費地近接型物流施設完成

2022年1月26日 (水)

拠点・施設住友商事は26日、物流施設「SOSiLA(ソシラ)八潮」(埼玉県八潮市)の建築工事が完了したと発表した。

住友商事は「人と社会を繋(つな)ぐ物流施設」をテーマとした物流施設「SOSiLAシリーズ」を展開。消費地に近接したラストワンマイル対応の物流施設開発を推進することで、消費スタイルの多様化や新型コロナウイルス感染拡大に伴う物流需要の多様化・高度化に対応する。

SOSiLA八潮は、首都高速6号三郷線と東京外環自動車道が交わる地点に位置しており、首都圏を中心に効率的な配送を行うことが可能な立地が特徴。「人と社会を繋ぐ物流施設」のテーマに沿って、有事の際は一時避難場所として近隣住民向けに施設を開放するなど、地域に開けた取り組みも推進する。

SOSiLAシリーズでは、「SOSiLA八潮」を含めて計14棟の物流施設を運営。首都圏では「SOSiLA中央林間」(仮称、神奈川県大和市)の工事完了や、「SOSiLA柏」(仮称、千葉県柏市)の着工を予定。関西圏でも2021年に完成した「SOSiLA大阪」(大阪市福島区)、「SOSiLA尼崎」(兵庫県尼崎市)のほか、消費地に近接した物流施設の開発を予定している。さらに、首都圏・関西圏以外の地域も含めた全国的な開発も推進していく。

住友商事は、オフィスビル・商業施設・分譲マンションと並び物流不動産を不動産事業の「第4の柱」と位置付け、成長領域として積極的な展開を計画する。コロナ禍を契機とした「新しい生活様式」の時代を迎えて、消費地近接型物流施設の必要性はますます高まっていることから、都心や人口が密集するエリアを中心にラストワンマイル対応の物流施設開発を推進することで、配送効率化や就労環境の向上に取り組んでいく。

「SOSiLA八潮」の概要
現住所:埼玉県八潮市鶴ヶ曽根上中通
延床面積:3万4593平方メートル
交通:東京外環自動車道「外環三郷西インターチェンジ」2.5キロ、東武スカイツリーライン「草加駅」バス12分、つくばエクスプレス「八潮駅」バス11分
完成:2022年1月17日