国内国土交通省は8日、3月28日に全線開通した函館インターチェンジ(IC)から函館空港ICまでの「函館新外環状道路空港道路」について、開通後の状況を伝えた。交通量は1日あたり1万2800台から2万4000台で、並行する道道函館上磯線(産業道路)の交通量が減少し、交通混雑が緩和されているという。
同省によれば、空港道路の開通後、産業道路の交通量は1割から5割減少。設計交通量と実測交通量から算出する混雑度は、3割から6割減少した。同区間の利用者からは、函館空港までの所要時間短縮や、地域産業の利便性向上など、さまざまな好反応が寄せられていると伝えている。