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エミレーツ、ドバイでワクチン保管冷蔵室を拡張

2021年6月9日 (水)

▲拡張されたワクチン保管冷蔵室(出所:エミレーツスカイカーゴ)

国際エミレーツ・スカイカーゴ(アラブ首長国連邦・ドバイ)は、ドバイ国際空港に保有する医薬品やワクチンを保管できる冷蔵室を拡張する。世界的に感染が広がる新型コロナウイルスのワクチン輸送需要の高まりを受けて、ワクチンの取扱量を増やす狙い。

ドバイは欧州やアジア、アフリカを相互に結ぶ結節点であり、ワクチンの航空貨物輸送における要衝となっている。同社は、2020年秋以降、新型コロナウイルスワクチンの輸送を本格化。今後、ワクチンの供給地域が発展途上国を含めた全世界に拡大する見通しであることから、今回の冷蔵室の拡張により、さらに安定したワクチン供給体制の構築につなげる。