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世界の輸送管理システム市場、27年に1.3兆円へ

2021年6月17日 (木)

調査・データグローバルインフォメーションは(川崎市麻生区)は16日、市場調査レポート「輸配送管理システム(TSM)市場の成長機会・成長予測(2020-2027年):コンポーネント・ソリューションタイプ・展開・輸送モード・産業・地域別」の販売を開始した。米国のアライドマーケットリサーチ(AMR)社が、世界の輸送管理システムの市場動向についてまとめたもの。

AMRは同レポートにおいて、今後も輸配送管理システムの需要は高まると予想。2019年に54億6700万米ドル(6051億円)だった市場規模は、20年から27年にかけて年平均で9.6%成長し、27年には113億6700万米ドル(1兆2581億円)に達すると推測している。

特にクラウドベースのSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)として、サブスクリプション型で提供する輸配送管理システムなどが、好調を維持する見通し。現在のコロナ禍においては「世界のサプライチェーンは、注文をできるだけ早く完了して出荷することを急がなければならない状況にある」ことで、システムの導入が進むという。