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ハパックロイド、大型コンテナ船6隻を追加発注

2021年6月23日 (水)

国際コンテナ海運大手の独ハパックロイドは現地時間の22日、韓国の造船会社の大宇造船海洋に2万3500TEU超の貨物船6隻の建造を発注した。2024年に始まる引き渡し後は、欧州・極東航路に投入する見通し。同社は昨年末にも、同サイズの貨物船を6隻発注している。

6隻には、従来の燃料とLNG(液化天然ガス)の2種類で駆動するデュアルエンジンを搭載。二酸化炭素の排出量は従来比で15%から25%、二酸化硫黄と粒子状物質の排出量は90%以上削減するとしている。

同社は海運事業のゼロエミッション化において、LNGを最も有望な燃料と位置付けるとともに、中長期的には合成天然ガス(SNG)で運航する船舶を保有したいとしている。