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ハパックロイド、メタノール燃料新造船8隻を発注

2025年12月16日 (火)

国際ハパックロイド(ドイツ)は12日、メタノール燃料対応の新型コンテナ船8隻を中国のCIMCラッフルズに発注すると発表した。船舶はそれぞれ4500TEU積載で、2028年と29年に納入予定。総投資額は5億ドルを超える。

新造船には二元燃料メタノールエンジンが搭載され、旧世代の同規模船に比べて最大30%の効率改善を実現。メタノールを使用した場合、年間最大35万トンのCO2排出削減が見込まれている。ハパックロイドのメタノール推進を採用した初の新造船プロジェクトとなる。

同社はすでに、バイオメタンに対応した液化天然ガス(LNG)仕様船37隻を運航、計画中。24年にはグリーンメタノール年間25万トンの供給契約も締結しており、段階的なGX(グリーントランスフォーメーション)を進めている。

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