ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

双日とEV開発ASF、資本関係強化で量産化推進

2021年7月2日 (金)

荷主双日は、電気自動車(EV)開発のASF(東京都港区)が実施する第三者割当増資を引き受けたと発表した。両社は2020年12月に締結した資本業務提携を強化する。ASFは今回の増資を受けて、小型商用EVの量産化に向けた車両開発を本格化させる。

ASFは、2020年6月に佐川急便(京都市南区)と小型EV(テスト車両)の共同開発を開始する基本合意を締結し、物流企業向けに特化した小型商用EVの共同開発や実証試験を進めている。

▲ASFが開発中の小型EV車両のイメージ(出所:双日)

双日はASFの車両量産化に向けた先行開発に必要な資金面を支援するとともに、双日グループの幅広いネットワーク・ビジネスインフラを活用してEV普及促進に向けた支援を強化する。

両社は今回の提携強化を契機として、双日の海外市場ネットワークと、ASFの先進的なEV開発力を融合することで、地球環境に配慮した交通インフラの創造につなげる。