セブン&アイが千葉に新工場、首都圏供給体制強化

荷主セブン&アイ・ホールディングスの子会社ピース・デリ（東京都千代田区）は、首都圏の「イトーヨーカ堂」「ヨーク」「シェルガーデン」などグループ傘下の店舗への商品供給を担う、製造工場の建設に向けた土地売買予約契約を5月19日付で締結したと発表した。首都圏における商品供給体制の強化が狙い。

産業用地整備支援を行うエム・ケー（東京都日野市）が整備したネクストコア千葉誉田（千葉市緑区）に、総菜などの製造工場や生鮮品加工工場を併設した食品製造工場を建設する。千葉外房有料道路の高田インターチェンジに近接する好立地。開発面積は25万9000平方メートルで、総事業費は51億2857万円。