JR西日本と福山通運、山陽新幹線で貨客混載実施へ

環境・CSR西日本旅客鉄道と同社グループの物流企業のジェイアール西日本マルニックス、福山通運の3社は6日、受託荷物を山陽新幹線で運ぶ貨客混載輸送の事業化に向けた検討を開始すると発表した。モーダルシフトの推進により環境・労働問題の解決に取り組むとともに、定時性の高い鉄道輸送を活用した新たなサービスを生み出す考え。

今後は実証実験などに取り組み、福山通運が開発中の専用ボックスに入れた荷物を、山陽新幹線の車内販売準備スペースに積み込んで輸送するという。荷主からの集荷と届け先への配達は福山通運が、駅間の輸送はJR西日本グループが担う。