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トラック部材溶接不備50台ほか、6月少数リコール

2021年7月26日 (月)

行政・団体国土交通省はこのほど、対象が100台未満の少数リコールについて、6月の届出分を公表した。トラック関連では、28日に東プレが届け出た「日野レンジャー」の50台が最も多く、製造期間は2017年5月31日から20年2月24日まで。冷蔵冷凍車のエアサスペンションリモコンBOX固定ブラケットにおいて、図面通りの部材溶接が実施されておらず、亀裂が入ることがあるという。

UDトラックスは6月8日と17日に、それぞれ「クオン」1台ずつを届け出。20年11月16日に製造した1台はエンジン補器類の取付ボルトまたはナットの締め付けが不適切で、ことし3月11日に製造した1台はプログラムの不備により前照灯照射方向調整装置が作動しないという。

フォークリフトでは、住友ナコフォークリフト(愛知県大府市)が6月11日に「FD45/50PXII」1台を届け出。製造期間は14年6月24日から20年4月10日までで、ブレーキマスターシリンダのオイルシールの性能が不十分なため、ブレーキ倍力用のオイルがブレーキオイル側へ流入するものがあるとしている。