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東洋製罐1Q、飲料容器や物流が好調で増収増益に

2021年8月2日 (月)

財務・人事東洋製罐グループホールディングスが7月30日に発表した、2022年3月期第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比6.0%増の1998億8000万円、営業利益が同2.3倍の150億9500万円、経常利益が同2.8倍の171億2400万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同3.8倍の121億3800万円で、第1四半期としては4年ぶりの増収増益となった。

新型コロナウイルス感染症の拡大による外出自粛などの影響で減少していた、清涼飲料用の缶やペットボトル、紙製コップなど各種容器の受注が増加に転じた。貨物自動車運送業や倉庫業の売上高も前年同期の実績を上回った。

2022年3月期の通期連結業績予想については、持分法投資利益の増加などで上方修正した。ことし5月14日の公表数値について、売上高を7700億円から7900億円に、経常利益を260億円から330億円に、親会社株主に帰属する当期純利益を170億円から225億円にそれぞれ修正した。営業利益の予想数値は255億円で据え置いた。