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名港海運、荷動き回復基調で通期予想を上方修正

2021年8月6日 (金)

財務・人事名港海運は6日、2022年3月期の通期業績予想を上方修正した。ことし5月13日に公表した前回予想数値について、売上高を685億円から760億円に、営業利益を39億円から59億円に、経常利益を46億円から66億円に、親会社株主に帰属する当期純利益を32億円から45億円に引き上げた。

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、前期は荷動きが停滞していたが、今期は回復基調に転じていることから、通期で期初予想を上回ると予測し上方修正に踏み切った。

同日発表した2022年3月期第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比28.6%増の194億7200万円、営業利益が同3.1倍の18億5800万円、経常利益が同2.3倍の22億3900万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同2.0倍の15億1700万円となり、第一四半期としては3年ぶりの増収増益だった。

事業基盤である名古屋港における港湾貨物の荷扱いについて、自動車や自動車部品の輸出が増加したほか、アルミニウムの輸入も伸びて業績を牽引した。