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住友倉庫、好調な荷動き反映し通期予想を上方修正

2021年8月5日 (木)

財務・人事住友倉庫は5日、2022年3月期の通期連結業績予想を上方修正した。ことし5月13日に公表した前回の予想数値について、営業収益を2000億円から2080億円に、営業利益を135億円から168億円に、経常利益を157億円から190億円に、親会社に帰属する当期純利益を102億円から131億円に引き上げた。

倉庫事業や陸上運送事業などで貨物の取扱量が通期で堅調に推移すると予測。海運事業も引き続き好調な動きが予想されることから、通期業績予想の上方修正に踏み切った。

2022年3月期の配当予想も修正し、第2四半期末配当は1株あたり25円から30円に、期末配当は25円から34円にそれぞれ引き上げた。年間配当は64円となる。

同日発表した、2022年3月期第1四半期連結決算は、営業収益が前年同期比8.1%増の511億円、営業利益が同73.5%増の41億4000万円、経常利益が同48.6%増の54億2000万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同61.3%増の37億3900万円で、第1四半期としては2年ぶりの増収増益だった。国際輸送貨物の荷動きが好調に推移したことや海運市況が好転したことなどから、収益を押し上げた。