ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

永大産業の本社新倉庫が9月稼働、物流機能強化へ

2021年8月4日 (水)

(出所:永大産業)

拠点・施設永大産業は、本社の新しい物流倉庫がこのたび完成し、ことし9月に本格運用を始めると発表した。新倉庫の稼働に伴い、近隣に点在していた拠点を集約して業務の一元化を図る。同社は、新倉庫建設と近隣拠点の集約事業に15億円を拠出した。

同社が取り組んできた、BCM(事業継続マネジメント)の強化を目的とした物流改革の一環。台風など災害時における物流機能を維持できる事業基盤の構築を目的に、新倉庫の建設を決定した。既存の本社物流倉庫と連携させることで、本社における物流機能の効率化を推進する。今後、保管用ラックや備品の据え付け、製品の搬入を行い、9月の本格運用に備える。

同社は2020年10月、需要の多い首都圏エリアにおける配送サービスの品質向上や災害時における保管および荷役作業の維持を目的に、埼玉県草加市に「草加物流センター」を開設。本社の新倉庫建設も契機として、さらなる物流機能の強化を全社的に推し進める方針だ。