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日本トランスシティ1Q、コロナ反動増で利益改善

2021年8月6日 (金)

財務・人事日本トランスシティが6日発表した4-6月期(2022年3月期第1四半期)連結決算は、新型コロナウイルスの影響で荷量が落ち込んだ前年同期からの反動増により、売上高が13.8%増(前年同期比)の271億円、営業利益が146.8%増の14億円、四半期純利益は163.2%増の12億円となった。

倉庫業部門は金属製品、機械、化学工業品の出庫量が大きく伸びるなど、生産関連貨物がけん引する形で入出庫取扱量が増加。貨物回転率も上昇したが、期中平均保管残高は減少した。

港湾運送業部門は、事業基盤を置く四日市港で輸出自動車の取扱が減少した一方、海上コンテナ、石炭・オイルコークスの取り扱いが好調に推移。陸上運送業部門はトラック輸送、鉄道輸送、バルクコンテナ輸送が伸び、国際複合輸送部門は海上・航空ともに輸出入貨物の取り扱いを増やした。通期は従来予想を据え置く。