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エスライン1Q、貨物輸送量の増加で増収増益に

2021年8月6日 (金)

財務・人事エスラインが6日発表した2022年3月期第1四半期連結決算は、営業収益が前年同期比3.8%増の120億5500万円、営業利益が同3.1倍の3億4300万円、経常利益が同2.5倍の3億9200万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同2.6倍の2億7700万円で増収増益だった。

主力の特別積み合わせ貨物運送事業は、貨物輸送量が増加して増収を確保した。商品保管や物流加工を担う物流サービス部門は、専門店向けの物流加工業務が増加したほか、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う「巣ごもり消費」の広がりによる菓子卸問屋や日用雑貨品の保管業務が好調を維持した。運行効率の改善や集配作業の見直しによるコスト削減策も奏功し、利益を押し上げた。

2022年3月期の通期連結業績予想は、ことし5月7日公表の前回予想を据え置いた。