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ニッコンHD2Q、貨物取扱量回復で2年ぶり増収増益

2021年11月5日 (金)

(出所:ニッコンホールディングス)

財務・人事ニッコンホールディングス(HD)が5日発表した2022年3月期第2四半期累計連結決算は、売上高が前年同期比10.5%増の946億1400万円、営業利益が同31.7%増の92億6200万円、経常利益が同25.9%増の99億5200万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同25.9%増の65億4200万円となり、第2四半期累計期間では2年ぶりの増収増益だった。

運送事業では、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済停滞からの回復基調を反映して貨物取扱量が増加したことなどから、売上高が前年同期比9.8%増の428億8800万円、営業利益が同41.9%増の20億8900万円となった。

倉庫事業は、国内外で進めてきた新設や増設の効果で保管貨物量が増加し、売上高が同5.1%増の166億3500万円、営業利益が同1.0%増の37億4500万円となった。梱包事業は、業務量が回復したことにより売上高が同16.1%増の213億5100万円、営業利益が同3.5倍の14億2800万円だった。

2022年3月期の通期連結業績予想は、ことし5月12日に公表した前回予想数値を据え置いた。