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SGリアルティ、東大阪に延床7.8万平米の物流施設

2021年8月11日 (水)

拠点・施設SGホールディングスグループで不動産賃貸・管理・開発事業を展開するSGリアルティ(京都市南区)は11日、大阪府東大阪市に新たな物流施設「SGリアルティ東大阪」が7月30日に完成したと発表した。

2階と3階には、ドックレベラーやパワーゲートに対応する高床倉庫と、入出庫作業効率の良い低床倉庫を併設し、多様なニーズに対応できる設計とした。佐川急便と佐川グローバルロジスティクスの2社の入居がすでに決まっているが、他のテナントも入居可能で、3PLから配送まで、ワンストップのサービスを提供できるとしている。

同施設は大阪中央環状線や阪神高速東大阪線など主要道路の結節点に位置し、隣接する大阪市や大阪府、さらには関西圏全域へのアクセスに優れる。大阪メトロ中央線と直結する近鉄けいはんな線の吉田駅からは徒歩15分で、テナントにとっても利便性が高いという。

施設内ではLED照明などによる省エネルギー化を推進し、太陽光発電システムと蓄電池設備により一部の電力を二酸化炭素フリー電力で賄うことで、環境に配慮したサステナブルな物流施設として運営する。5月18日には、建築物省エネルギー性能表示制度の最高ランクである「ZEB」(ゼロ・エナジー・ビルディング)の認証を取得している。

■「SGリアルティ東大阪」の概要
所在地:大阪府東大阪市吉田下島1-10
完成:2021年7月30日
延床面積:7万8216.73平方メートル
建築規模:鉄骨造