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東京港で搬出入予約制導入、待機時間短縮に効果

2024年4月1日 (月)

ロジスティクス東京都などは3月26日、東京港大井ふ頭で港湾情報システム「CONPAS」(コンパス)を活用したコンテナ搬出入予約制事業を実施した、と発表した。2023年8〜10月(陸運事業者176社が参加)、24年1〜2月(同273社が参加)の2回に分けて行われた。

コンパスは、コンテナターミナルのゲート前混雑の解消やコンテナトレーラーのターミナル滞在時間の短縮を図ることで、コンテナ物流の効率化と生産性向上の実現を目的としたシステム。

コンパスを活用した搬出入予約制の導入を推進することで、特定の時間帯に集中して来場するコンテナ搬出入車両を分散化させる。トラックの到着時間の分散化で、ゲート前待機時間の削減につながり、ターミナル側も事前情報を得られるため、効率的な荷役が可能になる。

東京港では22年8月から取り組みを開始。今年度は、規模などを拡大して実施された。

今年度は予約制を利用したトラックの台数(予約本数)が延べ約2万台で、前年度と比べて3.6倍に増加した。
また、今年度の実施期間中を通じた予約車の平均ゲート前待機時間は、事業を実施したターミナル3か所で、非予約車に比べて5.4分〜22.2分短縮できる結果だった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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