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ウェザーニュースが配送や需要分析の支援サービス

2021年8月30日 (月)

出所:ウェザーニューズ

サービス・商品ウェザーニューズ(千葉市美浜区)は30日、気象情報提供サービス「WxTech」(ウェザーテック)の新機能として、商品の配送や需要分析などを支援する気象データセットの提供を始めたと発表した。きめ細かな気象予想データにより、商品の発注や配送、生産などの最適化につなげる。サプライチェーンの最適化を図る手段として気象情報を重視する傾向が強まるなかで、ウェザーニューズは今後も気象情報サービスの機能強化を推進してビジネスチャンスにつなげる戦略だ。

1キロメッシュ降水量予測(出所:ウェザーニューズ)

台風や大雨など気象による災害が多発していることから、製造業や小売業を中心により詳細な気象データの提供サービスを求める声が上がっていることを受けた取り組み。1キロメートル区画での高解像度な気象予測と任意の過去時点に発表されていた過去の予測、実況解析データを提供する。天気や気温、降水量など、商品の配送や販売などに影響のある気象要素データを細かく提供するため、店舗ごとのピンポイントな分析や需要予測モデルの構築に適する。

さらに、AI(人工知能)を用いた商品需要や来店客の予測モデルの構築、売れ筋商品と気象の相関分析などに活用することで、サプライチェーンや生産における最適化を実現できる。