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シモハナ物流、4拠点に初期費用0円の太陽光設備

2021年8月31日 (火)

物流センターの屋根に敷き詰められた自家消費型太陽光発電設備(出所:Looop)

環境・CSR太陽光発電設備の設置・管理などを行うLooop(ループ、東京都台東区)は31日、シモハナ物流(広島県坂町)グループの物流センター4拠点の屋根上に、合計1メガワットを超える自家消費型太陽光発電設備を設置したと発表した。設備は初期費用0円の「PPAモデル」(電力販売契約)で納入した。

PPAモデルは、電力の利用者がPPA事業者に屋根などのスペースを提供し、PPA事業者が太陽光発電システムなどを無償設置するとともに運用・保守を担当するもの。シモハナ物流はループが保有する設備で発電した電力を自社施設内で使用し、使った分の電気代をループに支払う。なお、発電した電力は非常用コンセントに供給できるため、停電時のBCPにも活用することができる。

太陽光発電設備を設置したのは、シモハナ物流の岡山第四営業所(岡山県倉敷市)、鳥栖IC営業所(福岡県小郡市)、小倉営業所(北九州市小倉北区)と、関東シモハナ物流岩槻第一営業所(さいたま市岩槻区)。小倉営業所は8月に、他の3施設は4月に設備を納入している。