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佐川GLなど4社、自動包装でロジ大賞など受賞

2021年9月3日 (金)

佐川グローバルロジスティクス・山本将典社長(左)と森田崇史執行役員(出所:SGホールディングス)

認証・表彰SGホールディングスは3日、グループの佐川グローバルロジスティクス(佐川GL、東京都品川区)が、輸送箱の自動包装システム「Carton Wrap」(カートン・ラップ)により、日本ロジスティクスシステム協会「2021年度ロジスティクス大賞」の「SDGs社会貢献賞」と、日本包装技術協会「第45回木下賞」の「改善合理化部門」の2賞を受賞したと発表した。ともにアルテック、王子ホールディングス、王子コンテナー(東京都中央区)との4社による共同受賞。

カートン・ラップは、東京都江東区の大規模物流センター「Xフロンティア」に導入している自動包装システムで、同センターで展開する「シームレスECプラットフォーム」において、梱包作業の大幅な省人化を達成。合わせて、梱包資材の使用面積を22%、配送容積を33%、それぞれ削減したという。輸送回数の減少により、コストと二酸化炭素排出量の削減も実現したことも評価された。

アルテックの自動包装システム「カートン・ラップ」(出所:SGホールディングス)

ロジスティクス大賞は9月1日、木下賞は7月30日に受賞者が発表された。なお、4社による取り組みは、昨年10月にも「2020日本パッケージングコンテスト」の最高位に当たる「経済産業大臣賞」を受賞している。