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SG系など、輸送箱自動包装による業務最適化で表彰

2022年2月10日 (木)

(イメージ)

認証・表彰SGホールディングスグループでロジスティクス事業を展開する佐川グローバルロジスティクス(東京都品川区)は10日、世界包装機構主催の「ワールドスターコンテスト2022」で「ワールドスター賞」を受賞したと発表した。輸送箱の最適化包装による省人化や配送容積の低減を実現した成果が評価された。

ワールドスターコンテストは、最新の包装技術やアイデア・デザイン性を備えたパッケージング技術について、厳選して世界に紹介することを目的としたコンテストだ。

今回の受賞は、次世代型大規模物流センター「Xフロンティア」(東京都江東区)において、佐川グローバルロジスティクスが導入する自動包装システム 「Carton Wrap」(カートンラップ)による輸送箱の最適化包装の取り組みが評価された。アルテック(東京都中央区)、王子ホールディングス、王子コンテナー(東京都中央区)とともに4社が受賞対象となった。

佐川グローバルロジスティクスは、カートンラップによる輸送箱の最適化包装の採用により、Xフロンティアで展開する物流代行サービス「シームレスECプラットフォーム」において、梱包作業で70%の省人化を達成。梱包サイズを最適化することで容積を3分の1低減する効果を実証した。トラックの積載効率を上げて輸送回数を低減させることで、コスト削減に加えてCO2排出量削減にもつなげている点も評価された。

SGホールディングスグループは、中期経営計画「Second Stage(セカンドステージ) 2021」において、「社会を支える物流企業としてSDGsへの貢献」を重点施策に盛り込む。佐川グローバルロジスティクスは今回の受賞を契機として、引き続き事業を通じた社会課題の解決に取り組んでいく。

(出所:SGホールディングス)