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阪急阪神エクス8月、航空輸出貨物は9割増と好調

2021年9月7日 (火)

ロジスティクス阪急阪神エクスプレス(大阪市北区)は7日、8月の航空貨物取扱実績を発表した。日本発航空輸出混載重量は前年同月比90.3%増の4904トンで、9か月連続で前年比プラスとなった。輸入通関件数は同25.4%増の1万1500件で、こちらも6か月連続で前年同月を上回った。

大幅な増加を示した背景には、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う経済活動の停滞で、貨物取扱量が落ち込んでいた前年からの回復基調が鮮明になったことが、数字のうえでも裏付けられた形だ。2020年12月から前年同月を上回る状況が続いており、ことし5月からは2倍前後の高い伸びを記録している。

とはいえ、2018年8月実績は6442トンであり、コロナ禍前の好調な水準にはまだ届いていない状況だ。