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阪急阪神エクス9月航空貨物、輸出が前年比73%増

2021年10月7日 (木)

ロジスティクス阪急阪神エクスプレス(大阪市北区)が6日発表した、9月の航空貨物取扱実績によると、日本発航空輸出混載重量は前年同月比73.4%増の5508トンで、10か月連続で前年比プラスとなった。輸入通関件数は同11.9%増の1万1511件で、こちらも7か月連続で前年同月を上回った。

大幅な増加を示した背景には、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う経済活動の停滞で、貨物取扱量が落ち込んでいた前年からの回復基調が鮮明になったことが、数字のうえでも裏付けられた。政府や物流各社の貨物動向資料のデータからも、同様の傾向がうかがえる。

とはいえ、2018年9月実績は6603トンであり、コロナ禍前の好調な水準にはまだ届いていない状況だ。