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オリックス不動産は24日、現在開発を進めている物流施設3件に、太陽光発電システムを導入すると発表した。
対象となる物流施設は「川越産業団地ロジスティクスセンター（埼玉県川越市）」「市川千鳥町ロジスティクスセンター（千葉県市川市）」「小牧ロジスティクスセンター（愛知県小牧市）」の3物件で、それぞれ延床面積約6000坪から約2万2000坪規模の大型物流施設。これらの大型物流施設の屋根に太陽光パネルを設置し、施設で使用する電力の一部を賄うことで、省エネルギー型の環境に配慮した物流施設の実現を目指す。
テナントとして入居する企業からの省エネルギー対応ニーズは高く、環境配慮を掲げるテナントの理念にも応えていく。3物件に設置する太陽光パネルは合計2160枚、年間で計17万6160キロワット時の発電量を見込む。発電した電力を建物内の照明や空調などに利用することにより、CO2排出量の削減つなげる。
市川千鳥町ロジスティクスセンターは、生物環境の保全を考慮した植栽などが評価され、CASBEEのAランクの認証を取得しており、川越産業団地ロジスティクスセンター、小牧ロジスティクスセンターでも、CASBEEのAランクの認証取得を目指している。
■太陽光発電システム導入施設の概要
<川越産業団地ロジスティクスセンター>
所在地：埼玉県川越市芳野台三丁目5-1
敷地面積：3万4800平方メートル
賃貸面積：5万200平方メートル
構造：S造地上3階建（事務所4階建）、1階両面バース
竣工時期：2011年2月
詳細情報：http://www.orix.co.jp/ore/logistics/pdf/kawagoe.pdf
<市川千鳥町ロジスティクスセンター>（CASBEEAランク認証を取得）
所在地：千葉県市川市千鳥町13
敷地面積：3万3600平方メートル
延床面積：6万6200平方メートル
構造：S+SRC造地上4階建、1階両面34階バース
竣工時期：2011年2月
詳細情報：http://www.orix.co.jp/ore/logistics/pdf/ichikawa.pdf
<小牧ロジスティクスセンター>
所在地：愛知県小牧市大字西之島字鳥海道24他
敷地面積：9500平方メートル
延床面積：1万8100平方メートル
構造：S造（一部SRC造）地上4階建、1階バース
竣工時期：2010年10月
詳細情報：http://www.orix.co.jp/ore/logistics/pdf/komaki.pdf
