荷主東京計器は、日本財団が進める内航船の無人運航実証試験プログラムにおいて、国内30社によるプロジェクトが千葉市の幕張地区に整備した、無人運航船の監視・支援再拙「フリートオペレーションセンター」に、多機能型ジョイスティックコントローラー「MJS-9000」を提供したと発表した。
同機器は、陸上からの通信により自律運航を行う自動操縦装置と接続することで、緊急時などに無人運航船を遠隔操作する。同社は高精度な姿勢・方位の計測技術により、無人運航船の実用化に貢献する。
同プログラムは、2022年2月に無人運航船の実現に向けた実証実験を開始する見通しで、フリートオペレーションセンターからの無人運航船の監視と遠隔操船について検証。25年までには本格的な無人運航船の実用化を目指す。