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無人運航船PJのドキュメンタリー動画を公開

2022年4月26日 (火)

調査・データ日本郵船は25日、日本財団の無人運航船プロジェクト(PJ)「MEGURI(めぐり)2040」の一環である「無人運航船の実証実験にかかる技術開発共同プログラム」において、プログラムをけん引するDFFAS(Designing the Future of Full Autonomous Ship)コンソーシアムが、無人運航船の実証実験に成功する過程を追ったドキュメンタリー動画を公開した。DFFASには日本郵船グループの日本海洋科学(川崎市幸区)、MTI(東京都千代田区)、近海郵船(東京都港区)が参画している。

(出所:古野電気)

プロジェクトでは、ことし2月26日から3月1日にかけて、東京港と津松阪港(津市)間での無人運航船の実運用を想定した実証実験を実施。自律航行するコンテナ船を遠隔操船機能や異常予知機能などを通じて陸上から支援し、東京港-津松阪港間の往復790キロにおける一連の航海を無人航海システムによって成功させた。

DFFASコンソーシアムには日本郵船グループを含む日本企業30社が参加し、無人運航船の社会実装に向けて様々な検証を行ってきた。動画では実証実験本番だけでなく、無人運航船の実現まで悪戦苦闘した1年半の過程を紹介。無人運航船の技術的要素や、社会実装に向けた課題に対しての担当者のインタビューなども公開する。

動画は50分以上に及ぶロングバージョンと、8分ほどのショートバージョンがある。

■無人運航船実現への挑戦DFFASコンソ―シアムドキュメンタリー映像【ショートバージョン】(出所:日本郵船、日本郵船グループのチャンネルから【ロングバージョン】も閲覧可能)

古野電気など、東京港・津松阪港間の無人運航実証