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三菱ふそう、南ア物流会社にキャンター43台納車

2021年9月16日 (木)

▲シティ・ロジスティックス社に納車した小型トラック「キャンター」(出所:三菱ふそうトラック・バス)

荷主三菱ふそうトラック・バスは、南アフリカ・ダーバン市に拠点を構える物流会社「シティ・ロジスティックス」に小型トラック「キャンター」43台を納車した。

シティ・ロジスティックスは、配送や倉庫保管サービスなどの業務を支えるトラックとして小型トラック「キャンター」の「FE7-136」型モデルを選択。4×2駆動で車両総重量(GVW)7.5トンのFE7-136型は頑健さと操作のしやすさが特徴で、都市部から未舗装道路まで幅広い環境で活躍できる。

納車した43台のキャンターはダーバン市近郊で運用される。ダーバン市は南アフリカで3番目に人口が多く、大規模な港湾を抱えるアフリカ大陸の主要物流拠点として知られる。同国政府は今後10年以内で1000億ランド(7764億円)の投資を目標としたインフラ基金を立ち上げており、現地の物流インフラ整備が強化されるなか、商用車の需要がさらに高まると期待されている。

三菱ふそうによると、シティ・ロジスティックス向けのキャンターなど、南アフリカで販売しているトラックの多くはダイムラー・トラック&バス・南フリカの工場で組立生産が行われており、同国市場向けのキャンターは、三菱ふそう川崎工場からKDキットとして輸出されている。