環境・CSR物流企業の大阪デリバリー(大阪府箕面市)は28日、新事業として保育事業「倉庫まえ保育園」を立ち上げると発表した。最初の案件として、10月1日に和歌山県岩出市で「岩出倉庫まえ保育園」を開園する。
同社は1978年創業の物流企業で、大手量販店やコンビニエンスストア、アパレルブランド、外食チェーンなどの商材を取り扱い、関西から関東まで拠点を広げてきた。
他方、2019年には「eスポーツ部」を、20年にはEC事業者向けフルフィルメントサービスを立ち上げるなど、新たなチャレンジにも積極的で、今回も「従業員の働きやすさの追求、そして女性の社会進出の促進や待機児童の解消」を目的に、保育園事業への参入を決めたという。
今後は関東や東海エリアの自社拠点近辺にも保育園を展開する方針で、提携企業も増やす。向こう5年間で5か所を展開する計画。