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日本郵船、ESGテーマに社長と船長が意見交換

2021年9月30日 (木)

環境・CSR日本郵船は9月30日、同社の長澤仁志社長ら役員22人と公開中のLNG船「パシフィック・エンライトゥン」、陸上営業職、オペレーション担当社員らが参加するオンラインの「社長・船機長懇談会」を27日に開催したと発表した。

懇談会は「船と陸上オフィス間のコミュニケーションを促進することで、事故を起こさない運航体制を構築」するために開催したもので、同社が実施する安全キャンペーン「リメンバー中ノ瀬」の一環として毎年実施。

(出所:日本郵船)

1997年7月に発生したダイヤモンドグレース号による東京湾内の油流出事故を教訓に、安全活動の実効性を高めるために安全環境対策推進委員長でもある社長自らが、船舶運航の現場で指揮を執る船長・機関長と直接意見交換を行う場として活用している。

今回の懇談会では、船陸間コミュニケーションの重要性、船上でのESG経営について活発に意見を交換。長澤社長は「ESGを本船上で具現化するため、引き続き、高い意識を持って安全運航に努めてもらいたい」と発言した。