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フェイバリット、東京西部に薬事物流拠点を新設

2021年10月1日 (金)

(出所:フェイバリット)

拠点・施設フェイバリット(東京都昭島市)は1日、東京都西部の武蔵村山市で、新たな物流拠点「フェイバリット武蔵村山センター」の稼動を開始した。同社が得意とする医薬品・医療機器・化粧品・動物用医薬品などの薬事物流に使用し、GDP(適正流通基準)などにも対応できる環境を整えた。食品や菓子などの流通加工作業に必要な、菓子製造業の食品営業許可の取得も可能な設備をそろえた。

同社のグループ会社が所有する、総面積3306平方メートルの施設のうち、4階と5階の計1124平方メートルを利用。空調を完備した25度前後の定温フロアとして使用するが、顧客の要望に応じ、冷凍庫・冷蔵庫の設置も可能としている。5階にはエアシャワーや手洗い場を設置し、ゴミ埃の除去と手指消毒を終えた後に作業フロアに入る仕様とする。

同センターは首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の青梅インターチェンジ(IC)から8.6キロで、中央自動車道の八王子ICからは11.3キロ。都内や関東圏に加えて、関西や信越など広域アクセスも良好だ。