テトラ・アビエーション、新型eVTOLの動画公開

話題テトラ・アビエーション（東京都文京区）は7日、今夏に米国で実施したeVTOL（電動垂直離着陸機、通称「空飛ぶクルマ」）の最新モデル「MK-5」（マークファイブ）の試験飛行動画をYouTube（ユーチューブ）で公開した。MK-5は来年の年末頃から順次納品を開始できる見込みで、将来の量産に向けたニーズを調査する。

MK-5は日本国内で開発・製造し、米国カリフォルニア州でフライトデモを実施して認証を取得。ターゲットとする個人利用者を対象に、すでに予約の受付を始めている。米国だけでなく、国内の顧客にも販売する。

テトラ・アビエーションは2018年に設立したeVTOL開発のスタートアップ。海外の航空機開発コンペで受賞歴があり、今後の量産型eVTOLの開発に向けて、共同開発を行う事業会社や出資企業を募っている。