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荷主水上印刷（東京都新宿区）は13日、臨床医療・医療教育用のVRゴーグルソフトを提供する医療機器ベンチャー「Holoeyes」（ホロアイズ、港区）に向け、ゴーグルのキッティング受託サービスの提供を開始したと発表した。
水上印刷は電子端末の初期設定・組立・在庫管理・発送を一括受託し、顧客が研究開発や製造、マーケティング活動に集中できる体制づくりを支援しており、ホロアイズに対してはIT機器の設定、ソフトウェアのインストールを通じて最適な状態にセットアップするサービスを呈上する。
（出所：水上印刷）
ホロアイズはサービス開始当初、VR機器のキッティング作業を医療機関が行っていたため、多忙な医療機関スタッフの業務負荷が高まっていた上、従来の医療機器と異なり、普段扱わないVR機器の操作に苦戦してうまく設定できないケースも多発。
しかし、導入する医療機関の増加に伴いVR機器のキッティング作業件数も増加傾向をたどったため、商社との受注窓口、機器の受け入れ、キッティング作業の外部委託を模索していた。
水上印刷が提供する「メディカルファクトリー」サービスでは、端末一台からキッティング作業を引き受けるとともに、各地の医療機器商社と発注フローを策定。物流拠点（フルフィルメントセンター）にVR機器のキッティング作業を集約することで、検品、端末の初期設定、ホロアイズのアプリのインストール作業などを請け負う。
