荷主水上印刷(東京都新宿区)は17日、社名を「MIC」(ミック)に変更すると発表した。同社が目指す「M(未来)I(イノベーション)C(カンパニー)」の頭文字にちなんだもので、来年1月1日に変更する。
同社は1946年に活版印刷会社として創業し、印刷物の企画からデザイン、在庫管理、マーケティング支援、配送などの周辺業務へと事業を拡大。2021年度上半期は新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、ネットスーパーやオンライン決済などの利用拡大に伴うDM事業の売上が伸びたほか、コンサルティング事業、BPO事業の受注も拡大。前年同期比17%増の売上成長を達成した。
同社は「今後はデジタル×フィジカルで、未来をもっと素晴らしくという新しいビジョンを掲げ、印刷業にとどまらず、より、顧客のニーズに合わせた幅広いサービスを展開していく」とコメントしている。