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いすゞ1.4万台リコール、ガス発散防止装置に不具合

2021年10月14日 (木)

荷主いすゞ自動車は14日、トラックの排出ガス発散防止装置で差圧センサーに組み付ける差圧ホースの材質が不適切なため、ホースから放出されるヨウ素で差圧センサーの回路が腐食し、断線するものがあると発表した。同日、国土交通省にリコールを届け出た。

この不具合によりエンジン警告灯が点灯、EGRバルブの制御を停止することで排出ガスが基準値を満たさなくなるおそれがあるという。これまでに90件の不具合が確認されているが、事故は発生していない。同社は対象車両すべてに対し、差圧ホースを対策品に交換して差圧センサーを新品に交換する改善措置を講じる。

「ギガ」「フォワード」「エルフ」、UDトラックス「コンドル」の4車種70型式のうち、2017年5月25日から19年10月28日までに製造された1万4159台が対象。