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SBS東芝ロジ、画像一括検品システムを開発

2021年10月14日 (木)

ロジスティクスSBS東芝ロジスティクス(川崎市川崎区)は14日、画像一括検品システムを開発し、10月1日から南関東支店の物流センター業務で稼働を開始した、と発表した。

同センターでは小物商品の入荷検品作業で、一品ごとにハンディターミナルで商品JANコードのスキャン(読み取り)作業を行っているが、作業者の習熟度によるスキャン作業工数のバラつき、スキャン漏れなどが課題となっていた。

そこで、検品トレーに載せた複数商品のバーコードを一括で読み取り検品し、人時生産性を2倍に向上させる画像一括検品システムを開発、南関東支店に導入した。今後はほかの同社拠点に拡大していく方針。

同社が開発したシステムは、バーコードの読み取り率を高めるために独自開発した検品台が特徴で、検品時のバーコード撮影の際、熱収縮フィルムで包装された商品などではハレーションが生じて読み取れなかった商品の読み取り精度を向上させるため、検品台上のトレーに動的に傾斜を加えて読み取り不良を減らした。

▲新システムではトレー単位での一括検品が可能(出所:SBS東芝ロジスティクス)