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米エイブリィ、仏下着ブランドのエタムにRFID導入

2021年10月25日 (月)

(出所:エイブリィ・デニソン)

国際米エイブリィ・デニソン(カリフォルニア州グレンデール)は25日、仏ランジェリーブランドのエタムがエイブリィのRFIDソリューションを導入した、と発表した。

エタムは、RFIDの導入によって店舗が混雑しないように店舗内外の人流をコントロールしたり、会計の円滑化や商品の見つけやすさにつなげてコロナ禍に対応した「より良いオムニチャネル体験」につなげる。

また、シーズンごとに1200の新規ラインを素早く移動させ、「注文管理システム」を通して場所を問わずグローバル全体の在庫の可視化を図る。これにより、顧客は「いま訪れている店舗に限定されず、どこからでも商品を注文できる」ようになったという。

物流面ではベンダーへの出荷、在庫の精度、セルフチェックアウト、返品・リバースロジスティクス、EC、「Try@home(トライアットホーム)イニシアチブ」(在宅での試着)、バリューチェーンとプロセス全体をデジタル化するRFID、QRコード化されたハングタグを駆使。

トライアットホームイニシアティブは、消費者が自宅で最大5つのアイテムを快適に試すことができる便利なオプションを提供し、12日後までに商品が店舗に返却されない場合、顧客の口座から代金が引き落とされる仕組み。

店頭ではランジェリーのサイズ・カップの深さのバリエーションを「少なくとも3つのスタイルの入手可否を保証」するため、RFIDによって購入と返品の一定の流れを考慮し、在庫を正確にトラッキング。必要な在庫精度を達成する上で重要な役割を果たす。